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2024.03.18

暮らしに役立つ お風呂で発生する主な汚れと特徴(vol.2)

暮らしに役立つ お風呂で発生する主な汚れと特徴(vol.2)

定期的に暮らしに役立つ情報をお客様にお届けできればと考え、発信しております。

今回は、皆様が毎日お使いになっているお風呂で発生する主な汚れの種類と特徴についてお伝えできればと思っております。

日頃、お手入れしていて汚れでお困りの方も多数いらっしゃるのではないでしょうか?今後のお手入れのご参考にして頂ければ幸いです。

汚れは、アルカリ性の汚れ、酸性の汚れの2つに分けられます。

アルカリ性の汚れには酸性洗剤を使い、酸性の汚れにはアルカリ性洗剤で汚れを落とすと効果的です。

ではそれぞれどのような汚れがあるか具体的に見てみましょう。

アルカリ性の汚れには、水垢、石鹸カス、錆があります。

酸性の汚れには、湯垢、皮脂汚れ、ピンク色のヌメリ、黒カビがあります。

今回は酸性の汚れについての記事になります。

文章が長いので本当にご興味がある方のみお読み下さい。

詳細は ∨ をタップしてご覧下さい。

湯垢

湯垢は水垢とは異なり、お風呂特有の汚れで水垢に石鹸カスや体から出る皮脂汚れ、洗剤の残り等が混ざって付着したもののことを指します。

水垢の主成分はアルカリ性のマグネシウムの為、水垢そのものはアルカリ性の汚れですが、そこへ皮脂汚れや石鹸カス等が混ざることで化学反応を起こして酸性へと変化します。そのため、水垢はアルカリ性の汚れ、湯垢は酸性の汚れで、掃除する場合には、異なった洗剤や方法でお手入れする必要があります。ただし、洗剤は混ぜないように注意しましょう。

湯垢は色々なものが混ざりあって出来ているので、市販の洗剤では分解できないこともしばしばあります。そんな時にはプロのハウスクリーニング業者に依頼することをお勧めいたします。

特によく見かける場所が、浴槽内の水位線や椅子等汚れの溜まりやすい場所によく発生し、ヌルヌルとザラザラとした質感があります。入浴剤を入れたお湯をそのまま放置することにより浴槽内に色が移ってしまう場合もありますが、入浴剤を使っていないケースでも浴槽内に青い線が付いてしまうことがあります。これは銅石鹸と呼ばれ、給湯器等に使われている銅の配管から銅イオンが水に溶け出し、浴槽内で皮脂等の油分と結合することで発生します。

人体には影響はありませんが、見た目が悪いので、綺麗に落としたいものです。銅石鹸の汚れは、お風呂用の中性洗剤で落ちない場合、浴室用クリームクレンザーで優しく磨いて汚れを落としましょう。使用の際は傷がつかないように慎重に作業してください。

湯垢は酸性の汚れの為、重曹を使って効率よく中和して掃除するのがポイントです。湯垢にお風呂用洗剤をスプレーするか、ぬるま湯をかけて汚れをやわらかくし、重曹をかけ、スポンジでこすり洗いをします。ただし、重曹には研磨作用があるので、強くこすることで床や浴槽等を傷つけてしまうことがあるので、注意して作業する必要があります。

皮脂汚れ

皮脂汚れは入浴時に体や髪を洗う際に体から浮き出る皮脂が原因となり、それが蓄積することで付着する汚れです。

長く蓄積していないければそれほどしつこい汚れではないので、アルカリ性洗剤やセスキ炭酸ソーダもしくは重曹を使い、スポンジでこすって落としましょう。掃除しないで放置していると汚れが酸化し、浴槽内や壁に黄色の汚れとして出現します。酸化してしまうと汚れが落としにくくなる為、蓄積する前にお手入れする必要があります。

お風呂場を使うご家族の人数や使用頻度が多いほど、その皮脂の量も増えるので、汚れが蓄積しやすくなります。こまめなお手入れをすることで防ぐことができるため、定期的な清掃をお勧めいたします。

ピンク色のヌメリ

浴室の壁等に発生するピンク色のヌメリ汚れは「赤カビ」とも呼ばれています。正確には、汚れの正体は「ロドトルラ」という酵母菌やバクテリアの一種です。

一般的によく目にするのが、シャンプーやボディーソープの底、排水口周り、ゴムパッキン、石鹸受け等でピンク色になっているところを見たことがあると思います。こちらがロドトルラです。中性洗剤もしくはアルカリ性洗剤を使用して落として下さい。

ロドトルラの発生場所は、カビとよく似ていますが、大きく違う点がは菌の増えるスピード、繁殖力の強さ、発生場所の広さが挙げられます。高温多湿を好み、洗剤の残り、石鹸カス、皮脂、水分、汚れ等を栄養分として繁殖します。それらの条件が揃ったお風呂は特にロドトルラの発生を助長してしまいます。

ロドトルラは繁殖スピードがとても早く、空気中にも存在する菌になるので、こまめな掃除をしても発生源を断つのは難しく、すぐにできてしまうのが難点ですが、カビのような根があるわけではないので、こするだけで簡単に落とすことができます。ピンク汚れは黒カビが生えやすくなる原因でもあるので、見つけたら早めに汚れを取り除きましょう。

ピンク汚れを効果的に落とすために掃除にひと手間加えるだけで、繁殖しやすい環境を阻止できます。簡単に且つ効果的にピンク汚れを落とす為のポイントを紹介します。

ピンク汚れはブラシ等でこすって洗い流せばすぐに除去できるのですが、綺麗になったように見えているだけで実は菌がまだ残ってしまっていることが多いです。酵母菌自体が死滅しているわけではないので、掃除をしても数日でまた同じ場所に発生してしまいます。ピンク汚れを完全に除去するには、菌を確実に死滅させる必要があります。裂傷等の消毒にもよく使われる消毒用エタノールは、殺菌力が強く、ピンク汚れの菌にもとても効果的です。また、掃除をしても水気や湿気が残っていると再び繁殖してしまうので、汚れが落ちたらしっかりと乾燥させるのもポイントです。ピンク汚れでお困りの方は、是非お試しください。塩素系漂白剤でもピンク汚れの死滅に効果がありますが、体にあまり良くないので極力使わない方法をお伝えさせていただきました。

使用頻度の高い水回りの水分や湿気に気を配ることは難しいですが、水分をできる限り残さないことがピンク汚れの発生を抑えるうえで大切となります。

浴室内のピンク汚れを予防出来たら掃除の負担が減り、水回りの清潔が保てます。ピンク汚れを発生させない為に水分を除去する以外にもできる対策がいくつかあるので紹介します。

ピンク汚れの予防方法1つ目は、熱湯をかけることです。ロドトルラは温度、湿度、栄養分の3つが揃うことで繁殖します。栄養分になる皮脂、石鹸カス、洗剤残り等を熱めのシャワーでしっかり流しましょう。壁や床だけでなく、シャンプーのボトル裏にも洗剤が残っていると、水分と混ざり合い繫殖スピードが早まってしまいます。

ピンク汚れの予防方法2つ目は、冷水シャワーを全体的にかけ、温度を下げることです。高温はロドトルラだけでなく、カビが好む繁殖条件でもあるので、温度を下げることはピンク汚れとカビの予防をするうえで重要なポイントです。

ピンク汚れの予防方法3つ目は、換気をすることです。ロドトルラは水分さえあれば繁殖していきます。入浴後1~2時間程度、しっかり換気扇をまわし乾燥させることで、水分が取り除かれピンク汚れやカビの繁殖を抑えられます。掃除の手間を減らし、湿気による浴室の腐食も防げるので清潔を長持ちさせられます。

ピンク汚れの予防方法4つ目は、水はけをよくすることです。浴室であれば、ボトル類や小物類の水はけに注意しましょう。水分が溜まりやすく、ピンク汚れが発生しやすい場所です。床に面している部分は特に見落としてしまいがちなので、入浴後に椅子を浴室に立てかけて乾かすのもお勧めです。ボトル類は水はけのよいラックにしまったり、クリップタイプで吊るして収納したりすることで万遍なく水分が切れます。

ピンク汚れは水分が少しでも残っている限り繁殖してしまいます。油断すると繁殖が繰り返されカビの原因にもなってしまいます。浴室内やピンク汚れが気になる場所の風通しを良くして、湿気を取り除きましょう。普段からのメンテナンスで実は落ち切っていないこともあり、気付けば頑固な黒ずみやカビが蓄積してしまうこともあります。掃除と予防の方法を覚え、必要であればプロへの掃除依頼も活用しながら、ピンク汚れの発生を防ぎましょう。

黒カビ

黒カビは家の様々な場所に発生するカビの一種です。パッキン等の素材の奥に根を張ってしまう為、表面上は綺麗にできても根絶が難しく、根が残っている限り再発します。放置しすぎると完全に除去することが難しい頑固な汚れの1つです。黒カビを落としたいと思っている方や気づいたらお風呂の一部に黒カビができていたりして困っている方も多いのではないでしょうか。

浴室扉のパッキンや隙間等に現れる黒い斑点は黒カビです。湿度と温度が高い場所を好んで繁殖し、すぐに深い根を張る性質がある為、簡単には落とせません。黒カビはブラシ等でこすると目地に浸透してしまう可能性がありますので、部位に合わせたお手入れが必要です。強くこすりすぎることで床や壁を傷める原因にもなる為、しぶとい黒カビは塩素系漂白剤をスプレーしてから洗い流すのがポイントです。一般的にドア周りのゴムパッキンや壁と床の間のコーキング部分が黒くカビてしまっているケースが多く見受けられます。特に洗い場周りはシャンプーやボディソープの泡、皮脂や汚れ等が飛び散りやすいので、定期的にお手入れする必要があります。また、時々、しゃがんで下回りを確認する習慣をつけると汚れに早く気付くことができるので、こちらはお勧めいたします。どの汚れに対しても共通しますが、早めに対処することが大切です。

カビが増殖する必要条件には、温度、湿度、栄養分、酸素、時間の5つの因子があります。そのうち、気にしなければならない増殖条件は、温度、湿度、僅かな栄養です。こちらの3つの条件が揃うと黒カビが発生しやすくなるので、特に注意する必要があります。

カビは相対湿度75~100%の範囲でよく増殖し、温度25℃の環境で、湿度が66%になると菌糸の伸長が非常に遅くなり、55%で抑制されてしまうことが確認されています。カビの成長に適した温度は20~30℃であるが、菌の種類によっては5℃でもそれ以下の温度でも成長するものもあります。高温側では37℃では多くの場合成長できないが、35℃では十分に成長することが知られています。

黒カビが発生する一般的な条件は、湿度70%以上、温度20~30℃、皮脂や石鹸カス等の栄養分があることが挙げられます。

一般的には湿度60%を超えたあたりから黒カビが活動を始め、70%以上の状況が続くと約2~3ヶ月くらいでカビが発生します。また、床タイルの凹凸や溝、ゴムパッキンの部分は水滴が残りやすく、知らぬ間にシャンプーやボディソープの泡等が飛び散った跡も放置しがちなので、カビが発生しやすい原因を作ってしまいます。

そこで黒カビを発生させない為の対策をお伝えいたします。ピンク汚れの対策と重複しますが、まず、使用後に50℃以上のお湯をお風呂全体にかけると良いです。50℃以上のお湯をかけることにより一般的にカビが死滅すると言われています。

次に冷水に切り替えて再度お風呂全体にかけることで温度を下げて黒カビの繁殖を抑えることができます。水気を拭き取るのが理想的ではありますが、現実的ではないので、100円ショップに売っているようなワイパー(水切り)を用意して特に水滴が残りやすい床や壁、カウンター、浴槽のヘリ等に使い、水を可能な限り切ってください。無理なくすることで継続できますので、自分ができる範囲、負担にならない範囲で良いので、トライしてみてください。

最後にしっかり換気をして温度や湿度を下げてください。一般的な浴室内は防湿構造になっており、意図的に浴室を乾燥させない限り、内部の水分はいつまでも残ることになります。

水滴が残っていると湿度が上がってしまうので、水滴が残っている間は換気扇を回すか、扉を開けてしっかり乾燥させてください。ある程度湯気がなくなった段階で扉を開けておく方がしっかり換気ができますので、こちらの方法をお勧めいたします。あまりにも居室内の湿度が高ければ、逆に閉めた方が良い場合もあります。どちらの方法にするか迷われる方は、どちらの方がより乾くのが早いかで比較してみるのも良いかと思います。

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。とても嬉しいです。

日頃のお掃除にお役立て下さい。

今後も定期的にお役立ち情報を発信していきますので、宜しくお願い申し上げます。

札幌のハウスクリーニングのことならクリーンくれんずにお任せ下さい。

この記事を書いた人

よしだ
クリーンくれんず代表のよしだです。 お掃除大好き!ハウスクリーニング技能士という国家資格を取得し、皆様のお役に立てるよう情報発信いたします!
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